Hypnobirthing(ヒプノバージング)催眠療法を使ってやさしいお産

久しぶりの更新です。8月後半から9月中旬にかけて、娘と二人で日本へ一時帰国していました。平日は本業の翻訳、週末は友人訪問と、あわただしい3週間でしたが、1年ぶりの日本を満喫してきました。ベイエリアに戻ってすぐ、ドゥーラの仕事も再開しました。また、がんばっていきたいと思います。

現在、10月後半に出産予定のクライアントご夫婦と一緒に、Hypnobirthingという出産準備クラスを取っています。これが、結構おもしろいです。他の出産準備クラスとは考え方がかなり違います。簡単に言ってしまうと、催眠療法を出産に取り入れる、ということですが、究極にうまくいけば、ほとんど痛みを感じることなく出産できるようです。ビデオを見せてもらいましたが、すごいです。一切薬を使っていないのに、まるで無痛分娩(硬膜外麻酔)をしているかのような様子で出産される方もいらっしゃいます。

私が感じたポイントとしては、
まずはお産に対する恐れを排除すること
呼吸と自己催眠(CDを毎日聞く)を使って、心身をリラックスさせ、意識を内向きにすること
Light Massageというマッサージで、体内で作り出す鎮痛剤であるエンドルフィンというホルモンが出るのを促すこと

だと思うのですが、お産中、とにかくリラックスすることが大事で、よくある「歩き回って、赤ちゃんが下に降りてくるのを促す」とか、「最終段階では、息をとめて、顔を紫色にして、とにかく、いきむ」みたいなスタイルも取りません。非常に、やさしいお産、というイメージです。

もちろん、痛みを全く感じない究極な人もいれば、陣痛が和らぐ程度の人もいるようですが、このクラスを取っているカップルは、自然分娩がお母さんにも赤ちゃんにも一番やさしいという強い意識を持っているので、究極の状態にならなくとも、お産によってエンパワメントを高められ、満足感を得るようです。私のクライアントさんも、お産を楽しみにされているように感じています。

私が受けているのはサンフランシスコのRachel Yellinさんのクラスですが、こちらのサイトを参照ください。このクラスは、非常に人気でいつも満杯です。

また、パロアルトでしたら、Blossom BirthでHypnobirthingのクラスを受けられます。こちらをご覧下さい。


授業を受ける前に、Hypnobirthingがどのようなものか知りたい方は、Marie MonganのHypnoBirthing: The Mongan Methodを読むと良いと思います。こちらをクリックするとAmazonに飛びます。わかりやすい英語で読みやすいです。


余談ですが、このクラス、私の生活改善にもつながっていまして、夜、なかなか寝付けないタイプなのですが、最近、自己催眠を使って寝付きが改善されたことと、常になりたい自分をイメージして、娘や夫に対してもやさしく冷静に対応できています。クラスを取り終わっても続けられるといいのですが。。。

ドゥーラ・ワークショップのお知らせ

9月2日〜4日、パロアルトのBlossom Birthにてドゥーラ・ワークショップが開催されます。今回はDONAのドゥーラ認定にもつながるワークショップです。ご興味のある方はぜひどうぞ! http://blossombirth.org/Doula_Training/index.html

もし、ドゥーラについて、何かご質問などある場合はお答えしますので、遠慮なくご連絡ください。

AdvocatingとInformingの区別(サポートグループ、出産準備クラス)

夏は、ドゥーラ・クライアントをとっていないため、また、娘も学校が休みのため、このところ子育て/本業の翻訳三昧です。ドゥーラ活動は少ないですが、以下、最近の活動です。

8月8日(月)、妊娠サポートグループでした。これまでサポートグループに定期的に来てくださっていた元妊婦さんたちが、赤ちゃんを連れて戻ってきてくれました。こういうの嬉しいですね。お母さんの強さのオーラを感じました。

サポートグループ後に感じた事ですが、、、
最近やっている翻訳中にある言葉に出会いました。advocatingとinformingの区分けは難しい、という内容です。これは別分野のある科学者の発言ですが、ドゥーラにも当てはまる部分があると思います。ドゥーラとしての立場、ファシリテーターとしての立場、バース・エデュケーターとしての立場、同じ出産に関連していても、微妙に立ち位置が違うようにも感じていますし、時にはadvocatingも必要だと思うのですが、やはり基本、ドゥーラとしてvalidate & educate (informing)というスタンスを大事にしなければならないと(改めて)思っています。ちなみに、validateとは、まず相手の意見や感情が正当なものであると認めることです。でも、これって修行が必要ですね。。。ドゥーラとして誰か人に会う前には「validate & educate」を唱える、とか、玄関のドアに貼っておく、ぐらいした方がいいかもしれません。。。あ、これ子育てにも役立ちますよね、きっと。

8月13日(土)、出産準備クラスを行いました。今回初めて、ドゥーラ・クライアントや自分の知り合いではないカップルに、お二人のご自宅でプライベートの授業を行わせて頂きました。以前、教壇に立っていたこともあり、やはり、こういうことは好きみたいです。プライベートで教える利点は、お産の時にご自宅をどのように有効に使えばいいかをお見せできること、話している途中に質問をして頂けること、希望するお産に沿うよう内容を少し修正できること、でしょうか。

妊娠サポートグループ/ご出産!/クライアントご出産後、硬膜外麻酔(Epidural)についてさらに思うこと/Karaミーティング/ピア・レビューなど

7月9日(土)、ドゥーラ・クライアントの産後訪問でした。お母さんも順調に回復、赤ちゃんも順調に成長されていて、安心しました。一人目を日本で、二人目をアメリカで出産されましたが、アメリカの方が黄疸に対する姿勢がとても慎重で、何度も通院することになって、大変驚いていらっしゃいました。なるほど、このような違いもあるのですね。

7月11日(月)、午前、妊娠サポート・グループ開催。前回から、テーマを設けず、参加者の皆さんの質問や意見を元に話を進めています。1ヶ月に1回の開催に変更したこともあってか、内容盛りだくさん! という感じでした。新生児を連れて参加してくれたママも二人いて、いろいろな話ができたと思います。

しかし、やはり、Epidural(硬膜外麻酔、いわゆる和痛分娩、無痛分娩)の話題は、妊婦の立場、出産経験者の立場、日本の病院勤務の助産師の立場、ドゥーラの立場、と立場が違うと、意見も違うものですね。でも、これはアメリカの妊婦さんにとって、最大の関心事ですよね。ドゥーラとしては、いろいろな副作用、リスクも伴いますので、気軽に「ぜひおすすめです」という意見だけをお伝えする事もはばかられ、ちょっと熱くなってしまうトピックでもあります。こちらにEpiduralのことをドゥーラの視点でまとめていますので、よろしければ参考にしてください。

7月11日(月)、夜、Karaのミーティング(Karaは喪失経験者へのサポートを行う団体です。私は、主にトラウマの出産経験者へのエモーショナル・サポートを提供したいと思っています)。今回は、ピア・カウンセリングを終了する時のタイミング、話の持って行き方などがテーマでした。一つ、ドゥーラとしても大変参考になったことがありました。

ピア・カウンセリングのクライアントとは基本的に週一回会いますが、プロのカウンセラーと違い、友達のような立場で親身になって話を聞く、という立場もあり、ピア・カウンセラーとクライアントは、非常に近い間柄になることが多いです。ただ、ピア・カウンセリング終了後、では本当の意味での友達になれるのか、というと、カウンセラーは、ピア・カウンセリングで聞き役に徹してきたため、ピア・カウンセリング終了後もその役割を期待され、健全な友達関係にはならないだろう、ということでした。

なるほど。これは、ドゥーラ・クライアントにも言える事かもしれませんね。もちろん、例外もあるかと思いますが。

7月12日(火)、夜、サンフランシスコで、ドゥーラ・ポテンシャル・クライアントへの無料相談。翌日、ご予約を頂きました。10月後半にご出産予定です。精一杯、サポートさせて頂きたいと思っています。

7月16日(土)、ドゥーラ・クライアントご出産! お二人目のご出産でしたので、やはり、早かったです。10時ごろ最初の徴候、2時頃破水、3時頃に5分間隔の陣痛が始まり、6時半にはご出産でした。ベイエリアの日本人カップルに人気のI先生による分娩で、面識を得られたのは幸いでした。

入院後は、最初から自然分娩で、と伝えていたこともあってか、あるいは自然分娩に慣れている看護師の多い病院だったためか、はたまたドゥーラの私がいたこともあってか、いい具合にずっとほっておいてもらえた、という感じでした。ほっておいてもらえた、というのは不必要な医療介入のオファーがなかったということです。クライアントは、お二人目のご出産ということもあってか、ほぼ呼吸のみで陣痛をしのがれました。

一人目も日本で自然分娩でご出産されましたが、しかし今回、くじけそうになった時もあった、とおっしゃっていました。やはり、アメリカには硬膜外麻酔(Epidural)の選択肢があるので、自然分娩で行きたい、と思っていても、くじけそうになる瞬間は何度もやってくるのだと思います。お一人目のご出産の場合は、出産時間も長いので、なおさらだと思います。

アメリカで自然分娩するためには、まず、自然分娩に対する強い信念と、そしてやはり、分娩時の強力な!エモーショナル・サポートが必要だと改めて感じました。「なるべく自然分娩で」とお考えの方は、助産師による出産やドゥーラの付添いを考えられるとよいかもしれません。ベイエリアは、自然分娩を選択する方も多いため、たくさんのドゥーラがいます。もちろん、自然分娩だけでなく、医療介入を選択されてもエモーショナル・サポートはとても大事ですので、ドゥーラが付き添ってくれると安心できると思います。むしろ、医療介入のある分娩の方が、よりエモーショナル・サポートが必要な場合もあります。ドゥーラは妊婦さんとパートナーの気持ちに寄り添ってくれるため、英語であっても、安心感を得られると思います。Blossom Birthなどでは、Meet the Doula Nightといって、いろいろなドゥーラに会える機会を設けていますので、一度、様子を見にいかれてもいいと思います。このMeet the Doula Night、私も、勉強のためにも一度参加したいなぁ、とは思っているのですが。。。

7月18日(月)、Karaのミーティング。このミーティングでは、いつも、他のピア・カウンセラーから洞察力に富んだお話を聞く事ができ、自分の勉強になります。

7月20日(水)、クライアントの産後訪問。母乳育児も順調にスタートしているご様子で安心しました。分娩の振り返りも、上記のような、自然分娩vs硬膜外麻酔で、興味深くお話を伺いました。

7月21日(木)、バース・ドゥーラのピア・レビューに参加しました。今回は、ベテラン・ドゥーラ二人(うち一人はファシリテーター)、中堅(?)ドゥーラ一人、そして私、の4人が参加しました。中堅ドゥーラから、後味の悪くなってしまったドゥーラ経験談を聞きました。この話から、私自身が学んだことですが、1) ドゥーラとクライアントは、「気が合う」人同士でないと難しい、2) クライアントと友人の一線は、少なくとも出産までは、超えてはならない、3) 出産前の訪問では、妊婦さんの旦那さんやパートナーも含めて話をしておくこと、4)分娩中は、なるべく、トイレなど必要な時以外、妊婦さんから離れない、あるいは、事前に妊婦さんから離れる場合もある旨を伝えておく、5) まれではあるが、どれだけがんばっても満足しないクライアントもいる(ただし、これは 1) がクリアしていれば防げるかもしれない)、ということでした。

和痛(無痛)分娩について、など

Mama's Friendのホームページに、妊婦さんの大きな関心事である、硬膜外麻酔(いわゆる和痛/無痛分娩)のことをアップしました。

https://sites.google.com/site/mamasfriend2/epidural

また、最近出産されたお母さんから、アメリカに持ってくると便利な日本製の出産準備品について情報を頂きましたので、こちらにアップしました。

https://sites.google.com/site/mamasfriend2/journal

バース・ドゥーラのピア・レビューに行ってきました。

6月20日から28日まで、急遽、夫の家族の親睦会に参加するため東海岸に行っていました。急遽、というのは、出産付添いの予定があったため、私一人でカリフォルニアに残っていたのですが、クライアントの出産が予定日よりもかなり早くなったので、後から夫、娘、夫の母に合流したのでした。4人でアパラチア山脈の中をドライブして、夫の実家のあるメリーランド州から親睦会の開かれるジョージア州まで旅行してきました。去年も同じ行程をドライブしたのですが、涼しくて、景色は美しく、途中でハイキングも楽しみながら、リラックスしてきました。3歳の娘も今年はかなり長いハイキング・コースを一人で歩けるようになり、1年の成長というのは大きいですね。

さて、本題なのですが、、、

6月16日(木)、BABI (Bay Area Birth Information)が毎月開催しているバース・ドゥーラのためのピア・レビューに初めて参加しました。今回は、ベテランのドゥーラ二人(うち一人がファシリテーター)、新米ドゥーラ二人の計4人の参加でした。それぞれが感じている事、疑問に思っている事、何でも安心して話し合えるドゥーラのためのサポートグループといった感じの会です。

木曜の午前中に開催のため、これまで行けていなかったのですが、今回は、夫と娘が不在だったため、初参加となりました。でも、もっと早くに参加していれば良かった! 新米ドゥーラとしては、これで良かったのだろうか、と悩む事も多いですが、他のドゥーラと話す事で、気持ちがすっきりするものなのですね。もちろん、自分の中では、すでにいろいろと考えていて解答が出ている事が多いのですが、「それで良かったのだ」「それしか仕方がなかったのだ」とポンと肩を押してもらうと、次の出産への気力も湧いてくるように思います。

今回は、私が早く進むお産、の話をしたため、他のドゥーラの方からも、かなり興味深い経験談を聞く事ができました。差し支えのない範囲で興味深かった話をご紹介すると、、、

普段からヨガやめい想をしている初産婦さんが、最後の最後まで陣痛をあまり感じる事なく、従って周囲の人も、それほどお産が進んでいると分からず、まだお産の初期くらいというような様子からいきなりいきみが始まった、というお話でした。やっぱり、ヨガ、めい想、イメージの訓練というのは、重要なのだなぁ、と思いました。パロアルト近辺ですと、Blossom Birthでクラスを受けられます。

それにしても、このピア・レビュー、本当に居心地が良かったのですよね。ポストパータム(産後)ドゥーラのサポートグループに参加した時よりもしっくり感じたというのは、やっぱり私もバース・ドゥーラだからなのですよね。今後もなるべく参加できればと思っています。

ポストバータム・ドゥーラのサポートグループといえば、ですが、15日に参加してきました。産後の出張料理サービスを一時休止するので、今後、産後のドゥーラの集まりに参加するのもどうなのか、という思いもありつつ、でも産後のことをいろいろと知っておくのは大事なので、出来る限り参加しようと思っています。今回は、マッサージ・セラピストから基本的な乳幼児マッサージを教えて頂きました。スキンシップ、抱っこ、マッサージなどは、赤ちゃんの成長を促す効果があるそうですので、お薦めです! いろいろなところでクラスもやっています。パロアルト近辺ですとBlossom Birthでやっています。

そうそう、Blossom Birthでは、夏の間、2歳半以上からのお子さんのジムやバレーのクラスも開催していますので、ご興味のある方はぜひどうぞ! なんだか、Blossom Birthの広告塔みたいになっていますが、妊娠/出産/出産直後/子育てをサポートしてくれるNPOですので、ご興味に合わせてぜひご利用されるといいと思います。

久しぶりの更新です。いろいろあったり、なかったり、始まったり、休止したり、戒めたり

5月後半から現在まで、平穏だったり、ドラマチックだったり。。。活動内容はこんな感じでした。

5月24日(火)Blossom BirthでのCo-op(最終日)でした。相変わらず、赤ちゃん用古着の整理を娘と一緒にしました。

5月25日(水)産後出張料理サービスのミーティング。5月のクライアントの報告と、6月初旬予定日のクライアントのための打ち合わせをしました。

5月26日(木)ラ・レーチェ・リーグ(母乳支援)の集まりに参加。娘を連れて行ったら、騒いでしまって、、、参加者のみなさんには申し訳ありませんでした。。。私も、お話を聞きたかったのですが、娘の対応に追われ、集中できず残念。。。でも、少しお話を聞いただけでも、母乳育児のこと、とても勉強になりました。妊婦さんにも新米お母さんにも、ぜひお薦めします!

5月30日(月)産後出張料理サービス、二人目のクライアントへのサービス開始。

この産後出張料理サービス、現在までに二人のクライアントから、それぞれ4週間のご希望を頂き、料理提供者の皆さんのがんばりがあって、とても喜んで頂いています。自分で言うのもなんですが、いいサービスだなぁ、と思っています。私も利用したいくらいなのです。ただ、料理提供者の数が足りず、残念ながら、現在のクライアントのサービスが終了したら、一時休止、となりそうです。私が他のことでも忙しく、料理提供者を募集する努力ができていないこともあります。。。でも、こういうサービスがあれば、喜んでくださる方はいらっしゃるということは確信できました。もし、提供者の数が今後増えればまた再開できるかもしれませんし、あるいは、誰かがこういうサービスをしてくれればいいのに、という思いもあります。私の方でまた再開することになれば、お知らせします。

6月4日(土)ドゥーラ(出産付添い)クライアント訪問。医療介入とバースプランに関する授業も合わせて行いました。

6月6日(月)妊娠サポートグループ開催。この日は、日本で助産師→サンフランシスコで産科看護師→現在、アメリカでも助産師になろうとしているAさんと、ラ・レーチェ・リーグのリーダーRさんをスペシャルゲストに、ざっくばらんに質疑応答、という会になりました。いやぁ、いろいろと有意義なお話を聞けました。今後も、こうやって、ゲストを時々呼べたらなぁ、と思っています。ランチも、このお二人のゲストと、もう一人のファシリテーターのAさんと4人でしました。プライベートなお話もとても興味深かったです。これから連携させて頂けると嬉しいです。

6月6日(月)夜、Karaでのボランティアとして初めてのミーティング。なんと、ボランティアになった証明書まで頂きました。少しでも、かけがえのない人を亡くした方のお手伝いができれば、と思っています。私自身、出産直後に息子を亡くした後、Karaのピア・カウンセラーにお世話になり、ずいぶんと気持ちが楽になりました。少しでもその恩返しができれば、と思っています。安心できる場所で話を聞いてもらいたい、ということがありましたら、どうぞご連絡ください。

6月8日(水)、Karaのボランティアになるために必要なFingerprintingをしてきました。過去の犯罪歴などがわかるシステムです。ボランティアと言えども、Karaのボランティアになるためには、まず数多く(たぶん)いる応募者の中から選考に通り、トレーニングを受け、過去の犯罪歴の有無も証明し、少なくとも1年間は週に3〜4時間をボランティアとして提供する、ということが必要で、ハードルは高いです。が、とてもやりがいのあるボランティアですし、仲間との交流もあり、なるべく長く続けられたらなぁ、と思っています。

6月11日(土)サンフランシスコのドゥーラ・クライアント訪問。基本的にサンフランシスコはサービス地域に入っていないのですが、「どうしても日本語の話せるドゥーラがいい」という場合は、出来る範囲内で対応していければ、と思っています。でも、もっと日本人のドゥーラが増えたらいいのに、ということも常に感じています。ドゥーラのこと、知りたい方は、ぜひご連絡ください。とても不規則ですが、人生でとても重要な場面に立ち会わせて頂いて、とてもやりがいのある仕事でもあると思います。

6月13日(月)ドゥーラ・クライアント出産。これはあくまで、自分への戒めですが、第2子出産のクライアントには、口を酸っぱくするくらい、分娩の徴候が少しでもあった時に、真夜中でもすぐご連絡頂くように言わなければなりません。第2子は、第1子と比較して、非常に早くお産が進行することが多いです。特に、破水した場合、赤ちゃんが小さい場合はなおさらです。今回、ドラマチックすぎる出産となりましたが、母子ともにとてもお元気です。お母さん、本当にがんばられました。旦那さんの英断もありました。お子さん(第1子)もとっても良い子にしてくれました。家族の連携プレーを目の当たりにしました。関わらせて頂いて幸せな気持ちをお裾分けして頂きました。ありがとうございました。

ドゥーラには、「自分がハッピーな経験をしたから、他の人にも経験してほしい」というタイプと、「自分は辛い経験をしたから、他の人にはそうなってほしくない」というタイプと二つあるようです。私は、第1子を出産直後に亡くし、第2子の時には自らが集中治療室に入る状況になり、医療従事者からのエモーショナルサポートも非常に乏しく、悲しい思いをし、、、と、主に他の妊婦さんの出産に対する「心配」の気持ちから始めました。が、ドゥーラをやり始めて、たいていの出産は「ノーマル」なのだなぁ、ということが心と身体全体でわかるようになってきて、この仕事は私自身のセラビーにもなっているように思います。もちろん、5年経ってやっとこのようなことが出来るようになったので、時間は相当かかったわけですが。。。

6月13日(月)午後、産後出張料理サービスのクライアント訪問。2週間のサービスを終えたところで引っ越しされたので、新居のキッチンの様子を見せて頂きました。さらに2週間のサービスを延長頂きました。

6月13日(月)夜、Karaのミーティング。毎月3回程度のミーティングがあります。13日は、朝から晩までみっちり!という充実の一日でした。有り難いことですが、どうして、重なるときは重なり、何もないときは何もない、、、んでしょうね。。。フリーランスにはつきものなのは分かっているのですが。。。